糖尿病患者セルフケア支援ツール活用プロジェクト糖尿病患者セルフケア支援ツール活用プロジェクト2

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アイコン1糖尿病とともにその人らしい人生を

糖尿病は食事療法、運動療法、薬物療法が治療の柱となっています。「医師の指示通りこれらの治療を行えば血糖値は改善し合併症が予防できる」と医療者は簡単に言うかもしれませんが、これらを継続して実行していくことは、そう簡単なことではありません。

3日くらいなら頑張れるかもしれません。でも、長続きさせることはなかなか大変です。100%の力でずっと頑張っていると疲れてしまいます。時には休みたくなる時もあれば、「今は仕事が大事」「子育てが大変」という時期だってあります。それが人生なんだと思います。

医療者の中でも私たち看護職は、患者さんたちに療法の指示を守ることを強要するのではなく、患者さんの生活の中に療法をどう組み込むことが可能か、継続するためにはどんな工夫が必要かを患者さんと一緒に考え、糖尿病とともにその人らしい人生を歩めるよう支援することが重要な役割と考えています。

アイコン2糖尿病患者セルフケア支援ツールとは

しかし、これまた口で言うのは簡単ですが、実際支援するのはなかなか難しく、看護職も悩みながら日々奮闘しているのが実情です。また、患者さんと一緒に考えたり、悩んだりするプロセスは、一朝一夕に進むものではなく、成果もみえにくく、医師をはじめとした他の医療者にもその役割や活動の中身が理解してもらいづらいことが時折指摘されることも事実です。

そんな中でも、看護職が医療チームの中で役割を発揮し、より良い支援を行うための一助となればと開発を進めてきたのが、「糖尿病患者セルフケア支援ツール」です。

このホームページでは、これまでの開発プロセスや活用の実際をご紹介したいと思っております。看護職の方だけでなく、糖尿病患者さん、そして、糖尿病医療に携わる様々な専門職の方々にも知っていただき、糖尿病患者さんを含め皆がチームとしてそれぞれの役割を知り、お互いを尊重しながらより良いチームプレーができることにつながればと思っております。

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